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校長日記其の七百六十八~普通科人気~

 本日、特別選抜の学力検査を終えたが、一般入試については、少子化の進行に加え、私学無償化による専願希望者の増加など、公立高校の現状は非常に厳しく、令和6年度入試における中学校進路希望調査が気になるところ。幸い、本校は、2月時点の調査では、普通科1.79倍、理数科1.41倍、英語科1.13倍と、全学科で定員を満たしている。先ほど述べた主な理由により、定員に満たない学校が多い中で、誠にありがたいことである。

 数年前から普通科人気には敏感になっていたが、あるサイトでも、その顕著な状況について取りあげられていた。当該サイトには、大阪府立高校における普通科の希望ランキングが1位から30位まで示されており、東高校はその第2位として紹介されている。

 当該サイトにおける本校の紹介文には、「大阪市都島区に位置する大阪府立東高等学校は、1923年に創立された『大阪市立東区女学校』を前身とする高等学校。『高志・卓行』を校訓に、幅広い知識と豊かな人間性を身につけ、新たな価値観を見いだし、よりよい社会の創造に積極果敢に挑戦できる人物を育成することを目標としています。

 2年目から理系・文系に分かれる普通科をはじめ、少人数制の英語授業が特徴の英語科、理科の実験・実習や数学の演習を豊富に行う理数科の3つの学科を設置。生徒の80%以上が加入している部活動でも、全国大会や近畿大会に出場する部もあるなど活発に活動を行っているようです。2023年度入試では、関西大学・近畿大学・龍谷大学をなど中心に、多くの生徒が現役で大学に合格しています。」とある。すでに、本校の学校説明会等でも説明させていただいてはいるが、ぜひ参考にしていただきたい。

 ちなみに、3学科あるため、出願時に『第2志望』を記載することができる。多くの受験生が『第2志望』を記載しているが、合否判定のルール上、必ずしも第1志望の者が合格するとは限らない。詳しくは、中学校の先生に確認していただくのが一番良いが、前提として全受験生を総合点順に並べるため、第1志望に合格しなかった受験生が、第2志望の学科においてその学科を第1志望としている生徒より上位に位置することもある。このルールに変更されてすでに10年近くなるが、「第1志望優先」という先入観があるため、受験を控えて初めて知る方も多く、実施する側も誠に気を遣うところである。(詳しくは大阪府HPへ→R6_senbatsuhouhou_fukusugakka (osaka.lg.jp)

 ただ、ルールはルールとして、中学生の皆さんは、目標に向かって、しっかりと勉強することに変わりはありません。東高校との縁を祈りますが、そのためには、まずはしっかりと勉強することが大事です。皆さんを待っています。頑張れ、受験生!

  祈るのは 自分のチカラの 発揮です