校長日記其の七百八十九~春の訪れ~
卒業式から三週間経ったが、実は、その後も卒業生の進路実現、国公立大学進学への闘いは続いていて、ここ数日、順次担任の先生を通じて報告を受けていた。
五月雨に聞いたところでは、現役合格者が60名を超えたとのこと。コロナ禍で眠っていた生徒たちの意欲と集中力が見事に発揮された。もちろん力及ばなかった者も4割ほどいるが、昨年の1.5倍の生徒が3月まで粘り強く取り組み、挑戦したというチーム力が結果に繋がったことは明白である。
これまで学力、能力はありながらも、心の不安からこの時期までの挑戦に至らなかった生徒もいた。もちろん行きたい大学に行くというのが前提なので目標を達成できた生徒もたくさんいるが、挑戦を諦めた生徒も少なくない。
「やればできる」とよくいうが、基本「やれば誰でもできる」。要は「やりきる力」があるかないかだ。だから、とにかく「やりきる力」を身につけさせたい。そのためには、普段から嫌なことから逃げぬこと。頑張れ、東高生!
まだまだと 伸びシロしかない 春の乱