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校長日記其の七百九十~雨の日曜日~

 昨日は雨。少し書類の整理と部活動の様子でも見ようと学校へ。体育館では、外の天気に関係なく男子バスケットボール部が数チーム集まって大会を開催している。後で応援に行こうと誓う。

 校長室で整理をしていると、コンコンと扉をノックして、うちの教員が「また、国公立合格しましたよ!」と嬉しそうに入ってくる。しばし、大学進学に向けての真面目な雑談。こういう雑多な会話の中に気付きがあるので大事だ。(※本日現在の進学実績は、この前の最新情報をご覧ください。)

 彼が出ていってしばらくすると、また扉がノックされる。また来たか?と思って、どうぞ、と言うと、今年度お世話になっている部活動指導員の方。「3月で指導員は辞めてちょっとゆっくりしますわ」とおっしゃる。定年退職されているので、そのセカンドライフについてこちらがどうこう言えることではないので、これまでのお礼と、今後の充実した毎日を願っていることを伝えた。

 再度整理に励んでいたところ、またもやコンコンとノックの音。今日は日曜よな?と自問自答しながら、どうぞ、と言うと、入ってきたのは、教員採用同期の先生。工業専門のため、これまで一緒に仕事をすることもなく、会う機会もほとんどなかったが、その活躍は噂に聞いており、今日はバスケットボール部の大会で東高校に来て、私がいることを聞いて、嬉しいことに足を運んでくれた。大会もあるので、部屋での立ち話になったが、積もる話も多く、結構喋った。後で座ってもらえばよかったと自分の気のきかなさに呆れる。

 そうこうしているうちに時間も経ったので、うちの男バスの試合を見に行く。試合はすでに後半、しまった、出遅れてしまった...。見ると、得点は劣勢。必死にボールに食らいつき、カットしてボールをつなぐが、シュートが上手く決まらない。その繰り返しで、徐々に離される...。最後まで諦めずに頑張ったが、残念無念、追いつけず。次の試合はいかに...?

 男バスの試合も見れたし、書類の整理を午前で済ませ、自宅近所の学校で開催されている女バスの試合に向かう。帰り際、雨天練習となった野球部のトレーニングをちらと見学する。昭和の私とは違って、部員は皆シュッとしている。鏡に映るゴリラを見ると、妙に進化論に納得してしまう。

 時間を置いて、女バスは1試合めに負けての2試合め。相手は部員5人だがポテンシャルは高く、東のシュートがことごとく外れる間に、一時は0ー19。それでもしぶとく、泥臭くボールをつなぎ、何とか得点を重ねる。気がつけば2点差。そして、勢いそのままに3ポイントシュートが決まり逆転。その後も攻められ、迫られるが、何とか凌ぎきって勝利。よく頑張ったし、やっぱり試合後の笑顔が良かった。

 というわけで、昨日は雨の日にも関わらず、充実した一日となった。ありがとう、東高生!

   若者の 汗も涙も 雨と流さん

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