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校長日記其の七百九十一〜光の量に差こそあれども〜

 しばらく春の雨が続いたが、久しぶりの良い天気。雨が汚れや埃を流してくれたのか、空気も道路もきれいで、キラキラと輝いていて、実に気持ちが良い。

 さて、本日も、生徒はさまざまな部活動に励んでいる。

 硬式野球部は、石川県から甲子園観戦を兼ねて遠征してきた学校との練習試合。毎年この時期には、多くの学校で見慣れた光景だ。各地方の方言も飛び交うため、大阪弁もなお印象的になり、そういう面でも面白い。

 バトン部は、3年生が卒業し、部員は少なくなったが、経験者もいて、新入生歓迎会に向けて、皆で和気藹々と、また真剣に練習に励んでいる。日の当たる中庭で明るく練習する姿は楽しさが溢れている。たくさん入部するといいな。

 一方、その横の格技室内では、窓から刺す日の光に影を作りつつ、部員4人でそれこそ真剣勝負さながらの練習。4人で交互に連続で当たり合う練習だが、「もっと動かなあかん!」と、顧問から渇を入れられている。自分たちだけではどうしても心身共に緩くなるところがあるが、顧問の一声で緊張感が保たれる。大きな掛け声と共に、防具の中の真剣な目が光る。

 日が当たろうが当たるまいが、自分のやりたいこと、やるべきことがあるというのは幸せだ。目標に向かって頑張れ、東高生!

  光に差 あれど眼(まなこ)の 炎に差はなし  

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