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1年理数科・普通科 NETの先生と一緒に

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本校には2名のNET(Native English Teacher) がいます。英語科の授業以外にも、3年生普通科の英会話の授業を担当しています。また、1年理数科と普通科の論理・表現Ⅰという英語の授業にも、不定期でNETが授業に入り、生徒たちの活動を盛り上げています。

今日は、中間考査のテスト返却の後、NETが1年理数科の授業に来てくれました。生徒にとってはこれはサプライズでした。まず、NETが自己紹介を少し行い、次に生徒から尋ねたいことをNETに質問をしてもらいました。あまり個人的な事は聞かないようにと注意し、質問に対して相手が答えたくないと言えば、その質問をしてはいけないと前置きしました。結果的に、生徒がした質問にNETはすべて笑顔で答えてくれました。が、英語の会話というのは、普通その続きがあります。質問をした生徒に、同じ質問をNETがするのです。まさか自分がNETにした質問が、自分に返ってくると予想していなかった生徒たちは、「えっ、自分に言われているの?」と慌てる様子も垣間見られました。

次にビンゴゲームとクイズを合わせた活動をしました。1~9のの英語の質問に答えを記入し、さらに質問の番号をビンゴシートにアットランダムに記入するのです。シートは相手に見せてはいけません。そして、ペアになり、お互いに自分のしたい質問をしていきます。自分が相手から問われた質問番号は消すことができ、ビンゴシートの消去された番号が一列に並んだら、「ビンゴ」となります。

速い生徒で、約2分で一列に番号が並んでいました。今日の質問のポイントは、否定疑問文の答え方でした。日本語と英語では「~ではないのですか?」という問いに対する答え方が異なります。たとえば、「あなたは文化部に入っていないのですか?」に対して、もし入っているなら、「いいえ、入っています。」となりますが、英語では"Yes, I do."となります。日本語では、相手が否定形で尋ねてきたら、それに合わせて、否定形を一度打ち消してから、肯定形の答えとなるのです。だから「いいえ」と一度否定しますが、英語では、"Do you~?"で聞かれても、"Don't you~?"で聞かれても、肯定の答えならYes,否定の答えならNoとなります。

「使ってなんぼ」の語学ですから、こういう実践練習をもっとしたいなあと感じました。