英語科２年生 歌舞伎鑑賞会
７月１２日、英語科２年生は大阪松竹座にて歌舞伎鑑賞を行いました。
歌舞伎鑑賞は英語科の伝統行事です。外国の方々に日本文化を伝える時に、実際に自分たちが経験したものでなければうまく伝えられないだろうという考えから毎年行っています。高校生が普段個人的に歌舞伎を見に行くことはほぼないので、貴重な体験になりました。
最初は題材や言葉遣いが高校生にとって少し難しいかなと心配していましたが、休憩の時生徒に聞くと、「イヤホンガイドがなくても十分理解できます。」と頼もしい返事が返って来ました。さすが東高生！
中身は、ストーリー展開がこちらの予想を遥かに超えていて笑えるものや、伝統的な藤娘の舞、扇を獅子に見立てた獅子舞、最後には母子の悲劇を描いた物語でした。生徒たちは子役の演技にくぎ付けでした。
海外の人々向けの英語イヤホンガイド付きのチケットも販売されており、私たちの席の近くにも外国の観光客が鑑賞されていました。姉妹校から本校に留学中の留学生も英語版のイヤホンガイドで鑑賞していました。
これをきっかけに生徒たちが歌舞伎に興味を持ち、自信を持って誰にでも説明できるようになればいいなあと思いました。