英語科1年生 グローバル体験プログラム
去る8月9日の午後、英語科1年生がECC国際外語専門学校のグローバル体験プログラムに参加しました。毎年この時期に参加させていただいているのですが、今年は「英語でボランティア体験」というコースでした。
生徒たちは国際的イベントのボランティアに扮します。チームを組んで、外国からのゲストをイベント会場内にある施設に英語を使って案内するというミッションです。各施設内で、ゲストから様々なお願い事をされたり、ゲストにいろんなハプニングが起こったりします。それらにどうやって対処するかをチームで協力し合いながら考えたり、日本語しか話せないスタッフと、英語しか話せないゲストの間の通訳をしたりするのです。
上手く通訳できた時には、ホッとした様子と同時に誇らしげな表情も見せていました。
全てのイベントが参加者の興味を引く内容になっていて、全員が必然的にたくさんの英語を使っていました。
今回の活動が素晴らしかった点は、活動前に目標を設定し、活動後に丁寧な振り返りをしたところです。さらに目標の一つに「ソフトスキル」を挙げていた点が新鮮でした。それは、積極性、協調性、問題解決力、共感力、そして自分のコンフォートゾーンから踏み出すというものでした。
「外国のゲストは、日本の観光地に行ったり、美味しい物を食べたりといったことは既にしている。その先に求められるスキルが「ソフトスキル」であり、それがこれからの時代に求められるものだ。」というスタッフのお言葉がグッと胸に刺さりました。
生徒たちには、この経験を今後の学習や異文化交流に活かしてほしいと心から思いました。