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【校長より】今日は東高校の創立記念日です

 皆さんこんにちは。校長の大西です。
今日、5月12日は東高校の102回目の創立記念日です。以前は創立記念日といえば学校が休みになり、その日が創立記念日であることがよくわかりましたが、近年は創立記念日でも普通に授業が行われ、なかなか創立記念日というものを実感できなくなっています。

 本校は、1923(大正12)年に現在の中央区船場に「大阪市立東区女学校」として開校し、戦後、1948(昭和23)年に「東高等学校」と改称されました。その後、1978(昭和53)年に現在の地(大阪大学工学部跡地)へ移転し、平成3年に「理数科」、平成6年に「英語科」が設置され、現在に至っています。詳しくは、学校HPの沿革を見てください。

 少し創立時のことについて触れておきます。1922(大正11)年12月、当時の東区法円坂町外157箇町区会において、女子実業学校の設立が満場一致で可決されました。翌1923(大正12)年2月には文部省から東区女学校の設置の認可を得ました。これが本校の前身、「大阪市立東区女学校」です。1923(大正12)年4月10日、いよいよ第1回入学式を迎えました。栄えある第1期入学生は144名で、「月」、「雪」、「花」の3学級編成でした。そして、5月12日には晴れて開校式が行われました。この日が我が東高校の創立記念日となり102年後の今日を迎えています。

 102年と簡単に言っていますが、大正、昭和、平成、令和のそれぞれの時代の生徒たち、教職員の皆さんの一生懸命な取組みが102年後の「今」を作ってくれたと思っています。そして、その「今」を生きている生徒の皆さんは、誰のものでもない自分自身の「今」を存分に満喫してほしいと思います。皆さんが「今」を笑顔で過ごすことが、諸先輩方に対する最高のプレゼントになるはずです。東高校の、これからの新たな100年をみんなで作っていきましょう!

20250512 HP用写真 第1回入学式当日の職員.jpg

 それにしても、102年前の学級の名前が「月」、「雪」、「花」とは、なんともおしゃれですね。大正時代からのセンスのよさが、今も皆さんに受け継がれているような気がしますね。