【校長より】(その6)~東高校に来て半年①~
校長です。ブログの更新が1ヵ月以上も滞ってしまって申し訳ありません。さて、10月に入り昼間はまだまだ暑い日が続いていますが、朝夕はめっきりすごしやすくなってきました。人の倍以上暑がりの私にとって最も大好きな季節になりました。
9月を終えて、ちょうど東高校に赴任して半年が経ちました。長いようで短かった半年でしたがEAST-FESTIVAL の体育の部と文化の部の二大行事があったりと大変充実した半年を過ごすことができました。なかでも9月の初めに行われたEAST-FESTIVAL文化の部(文化祭)について今回は取りあげたいと思います。
本校の文化祭で最も驚いたのが、初日に全校生徒で3年生各クラスの演劇を鑑賞するという取組みです。この日に向けて3年生たちは夏休みも朝早くから準備をし、当日はすべてのクラスが目を見張るほど完成度の高い演劇を披露してくれました。鑑賞していた1、2年生からは「自分たちが3年生なったらもっと素晴らしいものを創りたい。」という声が多くありました。この積み重ねで年々レベルの高い演劇が創られていくのだと実感しました。そう、これがまさに東高校の「伝統」なのでしょう。二日目の体育館でのクラブや有志の演技もこの日のために準備をしてきた努力が見て取れるくらいどれも素晴らしい出来栄えでした。
この素晴らしい文化祭の成功の裏には、生徒会執行部をはじめとする関係生徒たちの並々ならぬ努力があったことを忘れてはいけません。閉会式で私から生徒会に感謝の意を述べさせてもらいました。生徒の皆さんも、どのようなことでも最高の思い出作りの裏には、誰かの惜しみない努力があるということを肝に銘じておいてください。そして、その方々に対する感謝の気持ちを忘れない人間になってほしいと思っています。皆さん、本当にありがとうございました。