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5月8日「いじめについて考える日」

GW明けの5月8日(月)は、本校では「いじめについて考える日」として、「いじめ」の防止についてそれぞれが考えるきっかけの日に設定しています。

朝、朝礼を行い、校長から生徒全員にお話をしました。

1つめは、学校が「安全・安心な場所」であり、全ての生徒が気持ちよく学校生活を送るためには、相手が「嫌だな」と思うような行為や発言をしていないかを、振り返って考えて欲しいことを伝えました。

2つめは、「情けは人の為ならず」という諺についてです。人に親切な行動をとると回りまわって自分に返ってくるという意味のこの諺が本当にそうなのか?大阪大学大学院の研究グループが実証研究をされました。

「情けは人の為ならず」を科学的に実証 - リソウ (osaka-u.ac.jp)参照

ある保育園で、友達に「親切行動」を多く行う園児を観察してみると、周りから親切を返される回数や度合いがとても大きいことが分かったというのです。親切行動をされた児童だけではなく、それを周りで見ていた園児も親切行動を返したからです。

人に親切にしてもらうために親切にせよということではなく、お互いに親切行動がたくさんあることで皆が幸せな気持ちで学校生活を送ることができ、また、そのような行動が習慣化されることで、社会に出てもそれぞれがよい環境を自ら作っていくことにつながると考えています。