准校長 挨拶

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 本校の前身である大阪市立第二工芸高等学校は、昭和16年 大阪市立工芸学校第二本科として創立され、令和4年度より大阪府立工芸高等学校(定時制の課程)として新たにスタートしております。これまでの83年の歴史と伝統、教育を継承するとともに、「芸術・デザイン・造形」を学ぶことができる全国的にも希少な定時制課程の高等学校として、新たな歴史を刻んでおります。

 令和4年度の入学者選抜からは専門学科の生徒募集を停止し、総合学科として生徒募集をしております。令和7年度以降の入学生からは、工業科2系列(インテリアクラフト系列、デザイン系列)と造形教養系列の3系列から、自分の興味・関心に合わせて幅広く、また深く学ぶことができる教育課程を設定しております。また、4年制夜間定時制高等学校ですが、3年修了課程の0限授業やスクーリング、土曜講座等の授業を受けることで、3年間で卒業することも可能です。本校の教育内容について、興味や関心を持たれた方はいつでもご相談ください。

 本校は「芸術・造形・デザイン」の専門教育を通じて、真実を求め、勤労を尊び、美を愛する心を有する生徒を育むとともに、生徒一人ひとりの自己実現を図り、社会に貢献できる人物の育成を目ざして、学校教育活動を行っております。教職員が一丸となって、生徒一人一人の夢を大切に、心の痛みに共感できる心を育てる教育活動、生徒の個性を尊重しながらものづくりの実践を通して、変化の激しいこれからの社会を生きるための教育を推進してまいりますので、引き続き、皆様のご理解と温かいご支援をどうぞよろしくお願い申しあげます。

大阪府立工芸高等学校

准校長  雑賀 範子