大阪府高校生探究活動発表会に1年生4名が参加
2026年2月7日(土)に「大阪府高校生探究活動発表会~探究で紡ぐ未来の知~」が、府立夕陽丘高校のヴィオラホールにて開催されました。


府立高校等の生徒による探究活動の成果発表会で、今年初開催。本校からは1年生4名(徳島県へのスタディーツアー参加者)が参加し、探究成果を発表しました。

発表テーマは「デジタルと実体験の関係性と、学校教育への応用可能性について」
徳島県で訪れた文化施設や学習施設での調査をもとに、デジタルと実体験の結び付きを考えました。また学校教育の中でどのように活用できるのかを、具体例を交えて発表しました。






教育委員会の講評者からは、情報化社会の中でデジタルの意味が広がっていること、そして教育活動の中身として、教科ごとにデジタルの活用を丁寧に取り入れようとしている点が評価されました。
一方で、デジタルを取り入れる際には留意点や課題も多いため、その部分も含めて検討を深め、探究を広げていってほしいという助言をいただきました。

㈱steAm代表、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーの中島さんからは、デジタルを現実の代替として扱うのではなく、人間の可能性を広げる「拡張」として捉えている点が評価されました。
また、五感や身体性とデジタルの融合を意識し、よりインタラクティブで躍動的な表現を目指してほしいという示唆がありました。
そして、摩擦係数や重力がない世界など、物理法則を自由に操れる点が、デジタル表現の醍醐味として紹介され、おすすめのツールとして、Web上で動くコーディング環境 も取り上げられ、学校で学ぶ物理的な内容もシミュレーションで再現できる面白さが語られました。
全体講評では、「クリエイティブに唯一の正解はない」答えに合わせるのではなく、自分たちが「どうしたいか」「何に情熱を持つのか」という意志の重要性が共有されました。頭の中だけで完成させず、実際に作り、試し、「ここが違う」「ここが良い」を繰り返して更新していくプロセスが、作品や探究の質を高める鍵であることも強調されました。
今回は、府立高校12校が参加しましたが、他校の発表への質疑応答にも積極的に挑戦。↓

交流を深めました。
今回の発表を通して、生徒たちは「デジタル」と「実体験」を対立させるのではなく、両者を往復しながら学びを深める視点を得ることができました。いただいた講評を踏まえ、デジタルの活用に伴う課題や留意点も含めて検討を進め、より説得力のある提案につなげていきます。

1月のスタディーツアー以降、毎週ミーティングを重ねて準備してきた今回の発表は、4人にとって初めての大きな舞台でした。緊張の中でも自分たちの考えを言葉にし、相手に伝えようとする積極性や、物事を広い視野で捉えて整理する思考力が確かに育ってきたことを感じます。今回得た学びを次の探究へつなげ、さらに深めていくことを期待しています。
なお、2月14日(土)にはスタディーツアーの2年生チームが、
長浜バイオ大学で行われる滋賀県立虎姫高等学校「第3回 学問祭」に参加し、ポスター形式による研究発表を行います。
その様子もまた学校ブログでお伝えします。

