人権教育学習会
本日6・7限目に、大阪ユニセフ協会の方を講師にお招きして、「紛争と人権~戦争は最大の人権侵害~」というテーマで、ご講演をいただきました。
前半は、紛争・戦争に関する講義でした。過去の日本が関わった戦争や現在のウクライナ紛争に至るまで。そこで行われた様々な人権侵害を改めて振り返ることができました。
ただ、歴史を辿るのではなく、どうしたら防げるのか?そのために大切なことは何か?生徒一人一人が自分自身のこととして深く考えることができました。
どうしたら防げるのか:違いや多様性を認め合うこと。
欲張りすぎないこと。などです。
大切なことは:多様性に対する認識と理解をする。
複眼で見る、考える(一つの情報をうのみにしない)。
一人ひとりが平和への責任者であるということ。
後半は、映像を見た後、様々な質問に答えたり、手を挙げたりして「対話型ワークショップ」の形式で、身の回りの多様性に気づき、今日の学習を深めていきました。
最後に、生徒会長がお礼と感謝の言葉を述べ、今日の学習がとても有意義な時間であったことを伝えてくれました。大阪ユニセフ協会の皆様、本日は誠にありがとうございました。
本校では、全学年対象の人権学習会だけでなく、学年ごとや教職員対象など毎年、様々なテーマを取り上げ、人権教育に取り組んでいます。本日は、保護者の方も参加してくださいました。人権尊重の輪をこれからもさらに広げていきたいと思います。