先週末、卒業予定者を対象に、進路講話「新生活にむけて」を実施しました。
本校は定時制で夕方からの授業であるため、卒業生にとっては4月から始まる「早起きする生活」が一つのハードルとなります。また少人数でゆったりと学んできた環境からも大きく変化するため、卒業後の早期離職・休学の未然防止は大きな課題です。
そこで、卒業予定者が新生活にむけて意識を高めるとともに、進路先で困ったり悩んだりしたときに、他者と関わったり社会資源を活用したりしながら状況を改善・解決できるヒントを伝えたいと考え、卒業直前のこの時期に進路講話を実施しました。
まずコネクションズおおさかの林様より、ご自身の体験談もふまえながら、配布冊子を参考に、様々な困った場面において活用できる社会資源を紹介していただきました。
(今回も貴重なお話をありがとうございました)
そして進路指導課教員より、「これだけは」という一言をそれぞれの経験から伝えました。
「人に『助けて』と言っていい」
「Never Give Up」
「卒業後すぐでなくても、今のアルバイトを続ける中で正規雇用になっている人はいる。いろんな生き方がある」
「明日できる仕事は、昨日に終わらせておく」
「自分にとっての『幸せ』をイメージする」
どの生徒も、その先生の「人となり」が表れたメッセージに真剣に聞き入り、卒業前の時間をかみしめているようでした。