3年生の進路講話として「消費者トラブルを防止するために」をテーマに、ロールプレイングも交えて大阪市消費者センターの講師の方々よりご講演をいただきました。
今回の講演では特に、脱毛剤、健康食品、商品一般等の「定期購入」や「マルチ商法」における勧誘の実態と契約の落とし穴等について、詳しい解説がありました。
令和4年度の消費者白書によると、15歳~19歳の消費生活相談の商品・サービス別上位件数に、男女とも共通して「脱毛剤、健康食品、商品一般、娯楽等情報配信サービス、アダルト情報、出会い系サイト・アプリ、内職・副業」が10位以内に入っているとのことでした。
実に巧妙な仕掛けがあることや、簡単に「ポチっとな」して「契約」してしまったがために解約できず、多くの若者が泣き寝入りせざるを得ない実態があることを聞き、「知っておくこと」の重要性を感じました。
専門用語もたくさん出てきましたが、講演の後、講師の先生から「あえて実際の場面で使われている難しい言葉を使って説明しないと、本当に必要なことを伝えられないんです」との説明を聞き、18歳の年齢できちんと学んでおかなければいけないことだと、改めて思った次第です。
貴重な学びになり、ありがとうございました。