毎年後期に実施している土曜講座も今年で3年目。昨年度までのインテリア、クラフトに続き、今年度はデザインを学びます。
日々の授業では、各系列の基礎基本や専門的内容を系列別に実習していますが、この土曜講座はどの系列の生徒も履修することができ、その枠を超えて、美術館や企業訪問等、校外に出て学びを広げていきます。
10月12日(土)の初回授業はオリエンテーションの後、国立国際美術館からお借りしている「アートカード」を使って「鑑賞をデザインする」をテーマにワークショップをしました。
(国立美術館アートカード・セット)
シンプルに「当てっこ」や「しりとり」で遊んだり、「4コマまんが」を作ったりしただけですが、言葉を尽くして説明し共有することで作品の多面的理解と共感につながっていくことを、生徒自身が振り返りで語ってくれました。
ゲーム感覚だからこそ深まっていった側面が大きく、「体験をデザインする」ことについても同時に「体験」していたようです。