10月17日(金)の3・4限目に避難訓練を実施しました。大津波警報が発令された想定で、5階の多目的教室に避難しました。点呼後にこの時間を利用して70%以上の確率で起こるとされている南海トラフ地震が起きた時の怖さを動画を視聴して学びました。
今回は都島消防署から3名の隊員の方々に立ち会っていただき、隊長さんから講話をいただきました。能登地震の際に救助応援に向かわれた経験がある隊長さんからは、「生死を分けるのは、運不運しかありません。自然災害の前では人間は無力でしかないけれども、家族と自分の大切な命を守るためにも最悪の事態を想像して、最善な対処法とは何かを考えるようにして欲しい。」と、おっしゃってくださいました。
続いて首席教諭が、Jアラートが発令された時の対処法に関する講義を行いました。地震やミサイルは非現実的な出来事のように感じてしまいがちです。しかし起きてしまうかも知れないと考えて、最悪の事態に備えることを肝に銘じておきたいものです。
最後に准校長先生は、「避難訓練の機会に災害ごとにしなければいけない行動と避難経路を知って欲しい。成果がどんな時にどんな風に活きるかは、だれにも分らないけれども、経験を積むことで防災意識を高めて欲しい。」と、おっしゃっていました。