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都市工学科レポートVol.2

今回は、建築・都市工学科1年生の都市工学科専門実習「模型」の様子を報告します!

模型と聞いて、何を想像しますか?対象物を小さくしたもの?正解です!

この実習では、簡単な材料を使って小さな橋梁を製作します。そして壊します。え?壊すの?そう、壊します。ここに都市工学科ならではの意味があります。

 土木事業によって建設されるものは、上下水道や公園などの「生活関連施設」,道路・鉄道施設・橋梁・トンネル・空港・河川などの「交通施設」,発電施設・供給施設・風力利用施設などの「エネルギー施設」,ダム・砂防ダム・海岸堤防などの「国土保全施設」などに大別できます。これらの施設は私たちの生活や産業にとって、なくてはならない施設で、一般に社会基盤施設と呼ばれています。

 この授業では、プレートガーター橋,トラス橋,アーチ橋,ラーメン橋,吊橋,斜張橋などの橋梁の形式を学んだのち、各々で自由にデザインした橋梁の制作に取り掛かります。そして0.5kg~1kgの重りを使って載荷試験を行い、どのように破壊したかに注目し、なぜそのような壊れ方をしたか、そうならない為にはどうすればいいか、などを考察します。実際に大規模な構造物を使って載荷試験をして壊すことは非現実的なので、このように模型を使って行います。

 誰の橋梁が一番強いか、楽しそうに載荷試験をしていました。橋梁に興味の沸いた中学生は、ぜひ本校都市工学科へ!

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