理数工学科

理数工学科の特徴

 理数工学科では、化学や物理を専門的に学び、理工系大学へと進学することを目標として、将来は修得した知識を活かし、探究し続けることができるような科学技術者を育成します。理数系科目に特化した座学・実習によって、進学後にも役立つ基礎的な知識や技術を身につけることができます。本校で唯一、理工系学部への大学進学に特化した学科です。

授業・実習

学習の概要

 理数工学科では専門科目として「理数工学A」・「理数工学B」・「理数工学C」・「理数工学D」・「理数工学実習」を設定しています。専門科目においては化学・化学工学・物理などについて学習します。実技科目(実習・課題研究)においては化学や物理はもちろん、情報や環境、生物などの幅広い分野についても実践的に学習することができます。

実習の概要

 化学や物理などの理系科目に対する苦手意識が高い生徒も実習を通じて、座学だけでは得られない達成感や充実感を得ながら学習に取り組み、知識の理解に励んでいます。また、大学進学後の研究に必要となる報告書の作成や器具の取り扱い、装置の組み立てなどについても実践的に学ぶことができます。

 

 ☆実習内容の一部紹介☆  

  ナイロンの合成

バイオエタノールの製造

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溶存酸素の定量

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酸素の発生

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化学電池

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運動の法則

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     炎色反応

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進学のための取り組み

 理数工学科では毎朝の小テストに始まり、放課後は英語や数学の進学補講、資格取得に向けた講習会などに取り組みます。年間4~5回実施される全国統一模試によって実力の確認と目標設定を行いさらなるレベルアップに励みます。また、部活動に参加している生徒も多く、学習活動との両立を図ることで自己管理を行う習慣を身につけ、進学後にも活かすことができる素養を3年間で培います。

模試の様子

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進学補講の様子

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資格・検定

 ○実用英語技能検定

 ○危険物取扱者

 ※全国工業高等学校長協会が主催する検定(計算技術検定・情報技術検定)の受検に取り組むほかに、自発的に各資格(ITパスポート・第二種電気工事士など)を取得する生徒もいます。

進路

 毎年、地方国公立大学や関西難関私立大学に合格する実績があり、9割の生徒が4年制大学へと進学します。

 過去5年間の進学実績はこちら

 令和3年度の進路状況はこちら

在校生の声

〇この高校3年間で様々なことに挑戦してきました。大学進学をするうえで、高校3年間での活動はとても重要であり、入試において大きな力と自信になりました。高校生活では、部活動や委員会活動などに積極的に参加し、検定試験や資格取得にチャレンジすることが大切です。目標に向けたゆまぬ努力を重ねられるかが合格へのカギとなると思います。皆さんの希望が結実するよう応援しています。

〇私は大学への進学を見据え、高校3年間の定期テストに全力を注ぎました。部活動にも積極的に参加し、計画的に各教科の対策に取り組みました。大学進学については目的意識を持ってオープンキャンパスに参加し、自分が将来どんな研究がしたいのか、何を学びたいのかを明確にしてください。

中学生の皆さまへ

 理数工学科では化学や物理の実践授業を行います。理科実験が好き、興味がある方は体験入学や

 学校説明会にお越しください。

 学校説明会では工業高校から大学進学ができるしくみや理数工学科の魅力についてお話しします。

 中学生の保護者や学校関係者の方などの参加も併せてお待ちしております。

  

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