【校長より】今日は本校の創立記念日です
みなさんこんにちは。校長の大西です。
今日は都島工業高校の第117回目の創立記念日です。以前は創立記念日といえば学校が休みになり、その日が創立記念日であることがよくわかりましたが、近年は創立記念日でも普通に授業が行われ、なかなか創立記念日というものを実感できなくなっています。
本校は、明治40(1907)年5月に、ちょうど今の大阪駅の北側に「市立大阪工業学校」として開校しました。機械科・建築科を設置し、1年生122名で始まりました。その後、順に、電気科(現電気電子工学科)、土木科(現都市工学科)、工業化学科(現理数工学科)、機械電気科が設置され、現在の6学科の工業高校となりました。
創立時の都島工業高校の校舎です
明治41年の開校式では、当時の小松原英太郎文部大臣が出席され、「教育は人をつくる。忠実に事柄にあたり、勤勉に仕事をする技術者の養成は今日、最も急がれている。本校は技術の堪能だけではなく、品性の修養に努めた人物を育て、大阪工業のために尽くされたい。」と祝辞を述べられました。学校と生徒に壮大な期待をしていたことがうかがい取れます。
117年たった現在も、科学者・技術者の養成は急務と言われています。今日は、壮大な期待を集めて誕生した本校の117回目の誕生日です。117年後の後輩である生徒の皆さんも、ぜひとも創立時の意志を継いで勉学に励み品性の修養に努めてください。
117歳になった都島工業高校校舎です