都市工学科2年生 大阪府測量設計業協会講座
今年も一般社団法人 大阪府測量設計業協会様にご協力頂き、都市工学科2年生を対象に講座が行われました。
土木業界は公共事業の仕事を扱う為、景気に左右されない安定した職業であること、なかでも測量・設計コンサルタントは社会資本整備を担い、社会に貢献する企業である事をお話しして頂きました。
また、近年の測量の技術の進歩は著しく、「レーザ」「ドローン」「人工衛星」「3次元」などの新技術の紹介もして頂き、これらが国の施策であるi-Construction(建設現場のあらゆるプロセスに、ICT技術を導入して、生産性向上や経営環境の改善などを行うためのプロジェクト)に関わる技術であることを説明して頂きました。
電子平板(トータルステーション)、GNSS、ドローン、3Dレーザ、LidarSLAM(VLX)の各ブースにて、少人数の班ごとに学校にはない最先端の測量機器の体験をさせて頂きました。生徒たちは、技術者の方々に丁寧にご教授頂き、その情熱を感じたことでしょう。
都市工学科は、インフラ(社会基盤)に関わる技術者を育成する学科です。近未来の都市計画は、AIをはじめとする各種技術を積極的に取り入れ、ICT等の新技術を活用したスマートシティのマネジメント(計画・整備・維持・管理等)に関わっていくことになります。本日の測量実習での学びを糧とし今後も鍛錬し、3年生になった時に希望する進路の参考になれば幸いです。
一般社団法人 大阪府測量設計業協会様ならびにお世話になりました技術者の皆様、お忙しい中、生徒達のためにお時間を頂き、ご教授頂きまして、本当にありがとうございました。