7月12日(金) 1年産業社会と人間 講演会

 本校には、不登校経験のある生徒が少なからず登校しています。

 1年「産業社会と人間」の授業では、今まで生きづらさや学校への違和感を感じてきた生徒、そうでない生徒、全ての生徒が「自他への安心感・信頼感」を膨らませていけるように、入学当初より1学期間、重点的に取り組みを進めてきました。

 その一環として7月12日(金)に、自立訓練(生活訓練)・就労移行支援事業所 CocoColor 生活支援員で精神保健福祉士の及川望さんを講師に招き、「ひきこもり経験談」をご講演いただきました。

 お話の最後に

「当時の自分に言えることは、当時は自分のことを否定ばかりして、嫌いで仕方なかったけど、いつか自分のことを悪くないなと思える時が来るよということです

と言われた言葉が、とてもあたたかく感じました。講演後、生徒に実施したアンケートには

「自分が思っていたことが自分だけの感情ではないんだと知れて、安心しました」

「講演会をきっかけに、ともだちとひきこもりや不登校に関する話ができてよかった」

といった共感の声がたくさんありました。

 講師の及川さん、貴重なお話を聞かせて頂き、ありがとうございました。