【校長より】都工の歴史（その４）～「都島工業学校」へと改称～

　威風堂々の新校舎が都島の地に完成し移転した翌年の大正15（1926）年４月、本校は学校名を「大阪市立都島工業学校」と改称しました。当時、甲種の工業学校は５年制でしたが（当時の工業学校には５年生の甲種と３年生の乙種がありました。）、都島工業学校は日本で唯一の６年生の工業学校となりました。自他ともに日本一の工業学校と言われていました。

　また、この年、校歌ができました。５番まである校歌は１番ずつ順に４学科の特色を美文調に織り込んであり、５番目がまとめで「素志を貫く　見よ我が健児の精神を」と歌いあげています。なお、第１節から第４節までに順次春夏秋冬の意味が織り込まれています。

　生徒の皆さん、今はなき約100年前の校歌、心の中でメロディーをつけてぜひ歌ってみてください。（その５に続く）