建築科3年生 生産コース < 鉄筋椅子の作成>
建築科3年生の生産コースの授業では、木造2/3軸組模型製作後の11月頃から、1人か2人1組のペアになり鉄筋椅子の製作に取り掛かります。
鉄筋D10・D13各4mとパンチングメタル910×1820mの材料や木材が一人分の材料となります。
強度を満たすのはもちろんのこと、デザイン性と機能性を兼ね備えるためには、決められた材料をどのように使うのか試行錯誤しながら各自デザインを考え図面化します。
図面をもとに工具を使い、鉄筋やパンチングメタルを加工し、アーク溶接で骨組となる鉄筋を溶接します。骨組が出来上がると座面や背もたれにパンチングメタル等を付けて、仕上げていきます。
鉄筋椅子が完成した後、作品について一人ずつプレゼンテーションを行い、品評会をしました。
品評会後は、完成した他生徒の鉄筋椅子を体験します。興味を持って作品を見て周り、椅子の座り心地やデザインを確認しました。良い出来栄えのものをみて関心したり、残念ながら溶接部が外れたり座面が割れた生徒がいたりなど様々でしたが、みんな真剣に審査していました。
《 生徒作品 》
その後、グッドデザイン、実用的で良いと思うものなど、各自良かったと思う生徒に投票し、優秀作品を選出しました。
《 優秀作品 》