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理数工学科3年生実習紹介 プラント実習③(精留)

理数工学科では廃糖蜜を原料にバイオエタノールを製造し、燃料電池などに利用する実験をしています。今回は前回までに紹介したプラント実習(製造・分析)①の続きを紹介します。

〔精留班〕

精留班では単蒸留によって得られた「粗留アルコール」を原料にアルコール濃度を高める操作を行います。

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理数工学科棟内1階から3階へと連なる「精留塔」によって蒸気や温度を管理しながらアルコールを精製します。

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分析の結果、濃度94%のアルコールを得ることができました。

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真っ黒などろどろの廃糖蜜からスタートしたアルコール製造実習の紹介はこれでおしまいです。

1つのテーマから幅広い分野について学ぶことができるのが工業高校における科学実習の面白さです。今後は専門的な知識を学ぶための基礎実習についても紹介します。