【校長より】都工の歴史(その23)~創意工夫活動~
昭和34年度の「機械電気科」の設置をもって現在の6学科体制の基礎が出来上がった本校ですが、その後も充実した教育活動を展開していくことになります。
本校の校訓の1つに「創造」があります。昭和32年、当時の校長が「創意工夫」の重要性を提唱されました。それ以来、創造性を伸ばす問題が全校的な課題として取り上げられることになりました。本校では先生と生徒による「創意工夫委員会」が組織され、これが母体となって「創造性教育の推進」が全校的な努力目標として取り上げられました。
昭和45年度には大阪市教育委員会から研究校に指定されました。その研究の成果は研究誌「創造性開発の研究と実践」にまとめて発表されました。
また著名な講師による講演会の開催など、教育活動全体のなかで創造性を伸ばす努力が今もなお続けられています。昭和32年に立ち上げられた「創意工夫委員会」は、67年たった現在も教員及び生徒の委員会として組織されています。毎年実施されている「創意工夫講演会」や「発明工夫展」への応募など、現在でも本校は学校を挙げて「創意工夫」活動に取り組んでいます。
生徒の皆さんも、本校の校訓である「創造」という言葉を胸に刻み、常に「創意工夫」の精神をもって日々の学校生活に取り組んでください。